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雑記多感

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京都甘味ツアー

この週末は、とっても涼しくていいですねぇ。天気悪いけど。
このまま涼しくなってくれたらいいんですけど、天気予報では、関西はまた夏日が戻ってくるとか。
ええかげんにせーよ・・・(=.=#)

さて、昨日の土曜日は、ちょいと京都まで遊びに行ってきました。
例のお茶会です。
厚い雲で日差しもほとんどなく、気温も低め。曇ってますが、私にとっては大変いいお日柄で、久しぶりに日傘を差さずに外を歩けました(^^)
今回のお目当ては「ほうせん」のわらび餅。
某うさんくさい美食のO様、K.K氏によると、その食感は「プニュッ・・・・コキュン!」だそうです。

事前にガイドブックで調べてたんですが、どこにも載ってないんですよね。
お店のHPも写真が数点と、超わかりにくい地図しか載っておらず、一般人のブログを参考にさせてもらいました。

人気店だから、混んでると思って集合は最寄り駅に10時半。
お店は10時からです。
覚悟して行ったのに、お店の前には誰もいませんでした。
場所はすっごいわかりにくいです。近くの電柱には案内の矢印が貼ってありました。
みんな迷うのね(笑)。

京都甘味ツアー_b0079661_1152579.jpg閑静な住宅街の中のひっそりとした佇まいです。
普通に歩いてたら絶対見逃す・・・。香川のうどん屋か・・・。

写真が白っぽいですね・・・。
ここんとこプログラムオートで撮った写真が、妙に白いなぁと思ってたんですが、帰ってから見てみたら露出補正が+3入ってました(= =;)
いじった覚えはないのじゃが。
十字ボタンで操作できる設定なので、なにかの拍子に変えてしまってたのかもしれません<気付けよ・・・。
というわけで、今回、きれいに撮れてる写真は、全てフルオートです(^.^;)ゞ

土曜の午前中ということもあるのでしょうが、お客はほとんどいませんでした。
京都甘味ツアー_b0079661_11142662.jpgとても静かなお店で、庭もとてもきれいに手入れされていて、お抹茶と和菓子でまったりとした時間を過ごすことができます。

私達は6人で行ったんですけど、あまり大人数で行く店ではないですね。
できれば、2〜3人くらいまでにしといた方がいいと思います。
ちょとおしゃべりに熱が入って、声が大きくなってたら、店員さんに注意されてしまいました。ごめんなさい・・・(´・ω・`)
そんなめちゃめちゃ大声で話してたわけではないですけど、ここはおしゃべりをする店ではなく、静かな時間を楽しむお店なのです。
そういえば、店の入り口に、「小さいお子様連れのお客様は立礼席でお願いします」と貼り紙が出てました。「うるさいガキは座敷に上がるな」っちゅーことですね。

さて、肝心のわらび餅ですが、単品のメニューしかありません。
お抹茶も欲しかったので、抹茶と上生菓子のセットも注文しました。

京都甘味ツアー_b0079661_11264634.jpg上生は見本の中から選びます。
この日のお菓子はこの5種類。左上から「こぼれ萩」「秋めく」「雁来紅(がんらいこう)」「みのり」「嵯峨野」。

全部食べてみたいけど、それは無理なので、私は「雁来紅」をチョイス。
上生は持ち帰りもできます。



わらび餅は注文が入ってから作るので、セットの方が先に出てきました。
京都甘味ツアー_b0079661_11351855.jpgまた、お抹茶が美味しいんだ。
大阪にも抹茶セットを出す甘味屋はありますが、やっぱ全然味が違いますね。
ほどよい苦みと甘みがあって、お菓子と大変良く合います。
お茶碗も一人ひとり違って、趣味のいいものばっかりでした。


そして、真打ち、わらび餅登場。<安っぽい書き方するなよ。
京都甘味ツアー_b0079661_11395777.jpg

写真で見た時から思ってたんですが、色がすごく黒いんです。
別にあんこが入ってるわけではありません。
ここのわらび餅は、わらび粉と水と砂糖だけで作っていて、この色がわらび粉本来の色なんだそうです。
普通に売ってる半透明のわらび餅には、わらび粉はほとんど使われていません。
たいてい、片栗粉(でんぷん)と凝固剤です。
確かにおいしいと思ったわらび餅は、ちょっと灰色がかった色してるもんなぁ。

京都甘味ツアー_b0079661_1235458.jpg食感はクニュクニュしていて、弾力がすごいです。
ただ、K.K氏の言うような「コキュン」とした感じとは違うような気がしました。
まあ、食感なんて人それぞれ感じ方違いますからね。
でも、この食感は覚えがあるぞ。
みんなで何やろなぁ・・・と考えた結果、「生麩や・・・」と言うところで落ち着きました。
最初は羽二重っぽい?とか言うてたんですけど、生麩の方が近いような気がします。
そして、わらび粉の性質上、出来立てでないとこの食感は味わえないそうです。
何でも、時間がたつとわらび粉が元に戻ろうとするため、どんどんべちゃっとしてくるそうで。
だから持ち帰りもできません。

わらび餅自体に結構甘みが付いてるので、付いてきた黒蜜はいらないかと思ったんですが、この黒蜜がめちゃめちゃ美味しい!
私、黒蜜ってちょっと苦手なんですけど、これはあっさりした上品な甘さで、そのまま舐めても大丈夫でした。
かけると甘みの質がころっと変わります。
そのままでも充分美味しいですが、黒蜜は絶対お薦めです。

お茶とお菓子とお庭を楽しみつつ1時間ほどでお店を出ました。
さすがにいつもみたいに長居はできませんです(^.^;)ゞ

京都甘味ツアー_b0079661_12335661.jpgで、お土産を買うために、すぐ近くにある本店の「宝泉堂」にも行ってきました。
こちらは持ち帰り専門です。
上生は扱ってないようです。日持ちのする焼き菓子とか、干菓子、パック詰めの寒天などを売ってました。

その後は、スイーツマスターのご所望で、下鴨神社近くの「賀茂みたらし茶屋」へ。
お昼時間なんですが、甘味しか食ってません(笑)。
みたらしだんご食ってきました。

京都甘味ツアー_b0079661_12403417.jpg一皿3本入りです。
爪楊枝が刺さってくるんですよね。たぶん下の団子のためでしょう。
3つ目まではそのまま食べられますが、4つ目からは串が喉にささります(笑)。

立て続けなので3本も食えるかなと思いましたが、タレがそんなに甘くなく、あっさりしてたのでぺろっといけてしまいました。
まあ、朝ご飯食べてないせいもあるでしょうけど。

そして腹ごなしに下鴨神社散策。
下鴨は行ったことなかったと思います。
何か京都行くたびに、どこかしらの神社仏閣を見てるもだから、どこに行ったのか分らなくなるんですよ。

京都甘味ツアー_b0079661_12495891.jpg境内に入ったとたん、結婚式に出くわしました。
遠景でわかりにくいと思いますが、赤い傘のとこに新郎新婦がいます。
近づいたころには式場の中に消えてましたが。

昨日って大安かなんかだったんですかね。
2、3組が式挙げてたようです。
最初に見た人達は、花嫁衣装ではなく、普通の振り袖でしたけど、別のカップルは、しっかり白無垢着てました。式場に入る時は綿帽子かぶってたな。

京都甘味ツアー_b0079661_1302023.jpg他には、たぶん次のツアーコースに入るんでしょう、どこかのガイドさん達が神主さんにガイドされてました。
ちょっと面白かったぞ。

境内をぐるっと回った後は糺の森を抜けて、出町柳までぶらぶらと。
いい具合に腹ごなしもできたことだし、みんな塩気が欲しくなってたので、おけいはんで三条まで出て、遅めのお昼をとることにしました。

豆腐料理のお店でご飯を食べたところで、今回のお茶会はお開き。
私と連れはちょっと行きたいとこがあったので、帰宅組と分かれて、その日は京都に泊まるという黒一点のIさんと共に三条から四条界隈をうろつくことに。

途中、置物や陶器の人形を扱っている店でかわいいねずみの置物を発見。
ショーウインドウがねずみだらけだったのです。
何でこんなにねずみがっ!Σ(;口;) と思ったら、干支ものでした。

そう、来年は素敵な子年ですわよ、みなさまっ!
この年末年始は世間にねずみグッズが溢れかえるのですよ!
犬ネコのたぐいは、頼みもせんのに巷に山ほどグッズがありますが、ねずみってほとんどないんですもの。
あってもリスかウサギ止まりなんですものっ。
ハムスターですら少ないですから。しかもあんまりかわいいのが無い!
Afternoon Teaの耐熱グラスは秀逸だったけど。
ハム太郎なんかかわいくないんじゃー!!ヽ((>ロ<))ノ・゜・。

数あるかわいい置物の中からベストヒットを1つだけ買って帰りました。
金さえあれば買い占めたかった・・・。
年末年始に向けてお金貯めとかなきゃ(><)
京都甘味ツアー_b0079661_13211469.jpg
インテルさんの下に置くのだ

by 106yumeno | 2007-09-30 13:45 | 食いもん | Trackback | Comments(0)