雑記多感

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空組「宝塚BOYS」

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昨日「宝塚BOYS」を観て来ましたー。
戦後間もない時期に9年間だけ存在していた、宝塚男子部のお話です。
これを題材にした舞台があるって知った時から、一度は観てみたいと思ってました。

場所はブリーゼ、座席は2階2C列18番です。

もうねぇ、とても素晴らしい舞台でした。
今日が大千秋楽ですけど、また再演されたら観に行きたいと思ってます。
リピートチケットも売ってたんですけどね。
さすがに連続で行くのは時間的に余裕がないし。
DVDを買うかどうか考え中ですが、いっそのことスカステで放映してくれと思います。

私が観たのは、team SKYの方。東京以外はSKYだけだったんですね。
BOYS史上最も若いメンバーと言われてるそうな。
まあ、相変わらず若手役者さんは全く知らん人達ばっかりだったんですが( ̄▽ ̄;)
存じ上げているのは寮母の君原さん役の愛華みれさんと、男子部担当の池田さん役の山西惇さんくらい。

b0079661_10015207.jpgエントランスに飾られてるお花がものすごかったです( ̄▽ ̄;)
これはBOYS仕様なのか、最近の若手さん達の傾向なのか・・・。
離れて撮ることが出来なかったので目の前の一角だけですけど、デコレーションのボリュームで圧力がハンパなかったです。

b0079661_10015349.jpg特にこの巨大なバラがすぐ近くにあって、ちょっと気持ち悪かった( ̄▽ ̄;)

反対側に並んでた愛華さん宛のお花は普通だったんだけどなぁ。
そっちはお花の前の椅子に年配の方が座ってらしたので、カメラを向けるのはちょっとなと思って撮ってません。

宝塚男子部のことは知ってました。
ヅカにハマりたての頃に、劇団関係の本を読んで勉強してたので(笑)。
知ってたというても、そんなに詳しいことは知らんかったから、今回のお芝居でその内情を知ることが出来てとても良かったと思います。

最初は一三先生にハガキを出した、上原金蔵が音楽学校にやって来たところから始まります。
池田さんが挨拶に来て、その後5人の男子部生がどんどん入ってくるんですが、とにかくうるさい(^_^;)
若い男子ってことと、憧れの宝塚に来たって興奮とで騒ぐ騒ぐ。
このままのテンションでいったらどうしよう( ̄▽ ̄;)と思いましたけど、それはそれ、どんどんシリアスな場面も出て来ます。

しかし、終戦直後ということで、男子部の面々もいろんな事を抱えてる人たちばかりでした。
特に帰還兵は元回天の通信士だったり満州帰りだったりサイパン(だったと思う・・・)帰りだったり特攻の生き残りだったり。
特攻の生き残りは後で嘘だったってバレますけど(笑)。
宝塚にもともと関わりのあった人もいるし、旅芸人の息子や現役ダンサーもいる。
そんな人達が夢に向かってひとつになって行くお話です。
寮母さんも元生徒だし、池田さんも元々脚本家になりたくて入団した人だし、全員が宝塚への思いを強く持っている、そんな群像劇でした。

とても切ないお話なんですけどね。
出演はあっても馬の足や影コーラスでだけで、プログラムに名前も載らず。
ようやく男女合同公演の話進んでるかにみえたけど、結局大劇場には一度も立つ事なく解散になっちゃったし。
当時はファンを始め、生徒の中でも関係者の中でも相当な反対があったそうですし。
『歌劇』の「高声低声」の批評や生徒の男子部に関するインタビューを読んで落ち込む場面もありました。
「女だけで100年続いたりしてな」ってセリフがあったんですけど、続いちゃったもんなぁ。
いずれは男性も含めた国民劇にしたいって思ってた一三先生だったけど、最後は男子部のことをどう思ってたのか。
その辺は劇中では描かれることはなかったです。
解散が決定した時に、上原が「小林先生は何と」って池田さんに尋ねる場面がありますが、池田さんは首を横に振っただけでした。

切ない・・・。
ラストシーンの前に男子部全員のレビューがあるんですけどね。
当時の大階段(12段だったけど)も出て来て、黒燕尾にあたる群舞もありました。
燕尾では上着は脱いでましたけど。踊りにくいんだろうな・・・。
パレードではみんな小さいナイアガラ付きの羽背負わせてもらって、シャンシャン持って。
決して実現することのない夢の世界を演じてました。
ああいかん、今思い出しても涙出そうだ。
もうねぇ、最終盤にはすっかり寮母さんの気持ちなんですよ。
「レビューやれて良かったねぇぇぇぇぇ。・゜・(ノロ`)・゜・。」って感じ。
パレード後は一人ずつ大階段に一礼してハケていきます。
最後に残った上原の泣き顔がなんとも言えなかった(ノд`)・。

男子部のメンバーを通して、戦中戦後の人々の生活も描かれています。
アフタートークで誰だったかが言ってました。「戦争のことを扱った作品に出るということは責任がある」って。
そんな人々の思いと男子部の思いが目一杯詰まった舞台です。
男子部があったことに意味はあったのか。
それは観た人がそれぞれに感じることだと思いますが、そんな人たちの思いの上に今の宝塚があることは忘れてはいけないんだと強く思いました。

いかん、つい真面目に語ってもーた。
そういや、私の前の席が小学校低学年くらいの男の子でして。
かなり退屈そうにしてましたな。
馬の足の稽古の時に馬の着ぐるみが出てのにはかぶりついて見てましたけど。
小さい子には難しい舞台だと思うよ。
親御さんは、子供を連れて行く演目はちゃんと選んであげた方がいいですよ。
最初の印象で、舞台を好きになるか嫌いになるか、はっきり別れるからなぁ。

アフタートークはBOYS全員で、MCは星野役の中塚さんでした。
この方、「Gato Bonito!!」振り付けをやってらしたんですね。
トークはこの公演中のハプニング暴露大会になってましたが(^_^;)

昨日は客席に男子部4期生の吉井さんがいらしてて、挨拶されてました。
25人いた男子部も、今は3人だけになってしまったそうですね。
そらそうだよな、70年も経ってるんだもんなぁ。
西野バレエ団の創設者の西野さんも男子部出身なんだそうですね。
2階だったからお姿は見えませんでしたが、ハリのあるしっかりしたお声で話されていました。

最後の「大千秋楽に向けて一言」で、印象に残ったことを。
上原役の永田くんだったと思うんですけど。
ラストシーンで、メンバーみんながとても明るく稽古場を出て行くんですね。
その演出が、彼にはどうにもしっくり来てなかったようです。
そんなに吹っ切れるものか、あの演出で正解なのかずっと考えてたそうなんですけど。
「吉井さんの話される声が明るくて、あの演出で正解だったんだと思えました」みたいなことを言ってました。
「あの後のBOYSのことを想像して欲しい」とも。
確かに簡単に吹っ切れるような思いではもちろんないでしょうし、無駄だったのかと絶望した思いもあるんでしょうけど、それでも明るく稽古場を去って行くメンバーの中には大きなものが残ってたんだろうなぁと思います。

アフタートークがあったので、カテコも早々に切り上がっちゃったからスタオベはなかったんですけど、この舞台は本当に心からスタオベしたい舞台でした。
宝塚ファンはもちろん、生徒さんや関係者のみなさん全てに観ていただきたい舞台です。
ていうか、観なきゃいかんよ、これは。
昨日は本当にいい時間を過ごさせていただきました。
あ、ハンカチ必須ね。ボロ泣きしました(笑)。

さて、諦めたエリザですが、K田のご友人にチケット譲っていただけました。
本当に本当にありがとうございます〜(>人<)
これで今年も目標達成できる可能性が出て来ました。
あとはファントムだよ。これも問題なんだよ。
まだ争奪戦はこれからなので、頑張りたいと思います。
すでにセディナと夢組は落ちたけど。

宙組は4回目指しましたが、最後の1回は取れませんでした。
貸切が2回で通常公演が1回しかないけど。
最近貸切でなんとか確保しとかないと、通常公演が全然取れない状況になっております。

エリザは来々週。
11時公演なので、エリザ展も見て帰る予定です。
これでエネルギー不足解消できるかしら。
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by 106yumeno | 2018-09-02 12:14 | 舞台・コンサート・イベントなど | Trackback | Comments(0)
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